メンタル健康NAVI / 麹と発酵 / ヒト研究
ヒト研究麹甘酒と腸内環境・便通:人の研究からわかること
麹甘酒を飲む群と比較飲料を飲む群を比べ、排便状況の変化を報告した研究があります。ただし、麹全般や、このサイトで紹介する商品の効果を示すものではありません。
どんな研究?
2021年の論文では、健康な成人を対象に、麹甘酒と比較飲料を用いた無作為化・二重盲検・プラセボ対照の比較試験を行っています。一定の方法でグループを分け、期待や思い込みの影響を抑えて比べる設計です。[1]
報告されたこと・されなかったこと
| 調べた項目 | 論文での報告 |
|---|---|
| 週あたりの排便日数 | 2・3・4週の評価で、麹甘酒群が比較群を上回りました。 |
| 便中の短鎖脂肪酸濃度 | 群間の有意な差は認められませんでした。 |
| 腸内細菌 | 一部の菌の相対的な割合に変化が報告されました。 |
菌の割合が変化したことだけをもって、「腸内環境が全面的によくなった」とは判断できません。[1]
この研究からは言えないこと
- すべての麹食品で同じ結果が得られること。
- 長期間の効果や、すべての年代・体調の人への効果。
- 便秘の治療になることや、メンタルの不調が改善すること。
このページは、代表的な一研究を紹介したものです。全研究を網羅した評価ではなく、購入商品の効果判定でもありません。研究食品、対象者、量、期間が変われば、結果も同じとは限りません。
生活に取り入れるときの見方
論文の結果だけで商品を選ばず、原材料・栄養成分・飲む量や食事全体を確認しましょう。症状についての相談と、食品の購入相談は分けて考えることが大切です。
出典・参考資料
研究の紹介は特定商品の効能を保証するものではありません。本文の解釈・限界の整理は、本特集の編集上の説明です。