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動物・細胞研究

麹とストレス・メンタル:動物研究をどう読む?

制作・情報整理:特定非営利活動法人えんとかく
公開・文献確認日:2026年10月6日|専門家による医学的監修は未実施

米麹とストレスの関係は、研究の対象になっています。ここで紹介する研究はマウスや培養細胞によるもので、人が麹商品を食べた際の治療効果を示したものではありません。

2023年に発表された研究

新潟大学などの研究グループは、米麹エキスとエルゴチオネインについて、ストレス条件下の雄マウスの不安様・痛み様反応などを調べました。大学の発表では、動物モデルと培養細胞モデルでの結果として紹介されています。[1][2]

「不安様反応」と、人の不安は同じ?

動物実験では、行動などの指標を用いて反応を調べます。人が感じる不安や、臨床で診断される疾患そのものを測っているわけではありません。研究の可能性を知ることと、人への効果を断定することは分ける必要があります。

エキスと市販食品も区別する

抽出した成分や研究用の投与条件は、普段の食事と同じではありません。この研究だけを根拠に、麹を何グラム食べればよいか、どの商品で同じ作用が得られるかを決めることはできません。

連携研究の背景も確認する

大学の発表には、八海醸造株式会社や新潟県の研究機関との連携が記載されています。研究主体と食品企業との関係も、結果を読む際に確認したい情報です。[1]

メンタル健康NAVIで伝えたいこと

食の楽しみを生活に取り入れながら、健康情報の根拠も確かめる。そのために、ヒトの研究・動物の研究・料理の経験を区別して紹介します。ここで取り上げた研究は、江田みず美さんの商品を検証したものではありません。

出典・参考資料

  1. 新潟大学「米麹によるストレス軽減効果の可能性」(2023年10月17日)
  2. Piriyaprasath et al.(2023)Preventive Roles of Rice-koji Extracts and Ergothioneine on Anxiety- and Pain-like Responses under Psychophysical Stress Conditions in Male Mice. Nutrients, 15(18), 3989. DOI: 10.3390/nu15183989
研究の紹介は特定商品の効能を保証するものではありません。本文の解釈・限界の整理は、本特集の編集上の説明です。
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