子どもに関わる仕事を探していると、「自分に何ができるだろう」と考えることがあります。特に、放課後等デイサービスや児童発達支援で働く児童指導員の仕事は、子どもと一緒に過ごすことだけではありません。一人ひとりの発達や個性を理解し、その日の状態に合わせて活動や生活を支える仕事です。
愛知県豊明市にある特定非営利活動法人えんとかくでは、児童発達支援、放課後等デイサービス、重症心身障害児への支援などを行っています。今回は、児童指導員の仕事を「子どもの『できた』を支える」という視点から考えます。
「できた」は、大きな変化だけではない
子どもの成長というと、新しいことができるようになった場面を思い浮かべるかもしれません。しかし、子どもにとっての「できた」は、いつも分かりやすい形で現れるとは限りません。
活動に参加する時間が少し長くなったこと、自分の気持ちを表そうとしたこと、身の回りのことに取り組んだこと。昨日とは違う小さな変化や、その子なりの挑戦も、支援の中で大切にしたい一歩です。
児童指導員に求められるのは、子どもを一つの基準に合わせることではありません。子ども一人ひとりの発達や個性を見ながら、無理のない関わり方を考え、できることや取り組めそうなことを一緒に探していきます。
児童指導員が担う支援とは
放課後等デイサービスでの児童指導員は、放課後や学校休業日の時間に、子どもたちの活動を支えます。遊びや学習、生活面のサポートを通じて、子どもが安心して過ごせる環境をつくることが役割の一つです。
主な業務には、次のようなものがあります。
- 子ども一人ひとりの発達や個性に合わせた活動支援
- 遊び・学習・生活面のサポート
- 日々の様子や支援内容の記録
- 保護者への対応
- 送迎や送迎時の補助
- ほかの職員と連携したチームでの支援
子どもと活動する時間だけでなく、記録や保護者とのやり取りも支援の一部です。その日の様子を振り返り、関わり方を考え、次の支援につなげていきます。人と関わることが好きな方だけでなく、相手をよく観察し、周囲と相談しながら仕事を進めたい方にも向いている仕事です。
成長を「見守る」ために必要なこと
子どもの成長を支える仕事では、すぐに結果が出るとは限りません。声をかけても反応がない日や、活動への参加が難しい日も考えられます。そうしたときに、できなかったことだけを見るのではなく、その日の体調や気持ち、環境との関係を考えることが大切です。
一人で答えを出す必要はありません。児童指導員は、ほかの職員と子どもの様子を共有しながら、支援の方法を考えます。保護者との関わりや、関係機関との連携も含め、子どもを地域で支える視点が求められます。
「見守る」とは、何もしないことではありません。子どもの様子を丁寧に見て、必要なときに環境を整え、言葉や行動で支えることです。そして、子ども自身のペースを尊重しながら、次の一歩を待つことでもあります。
未経験やブランクから児童指導員を目指す方へ
児童指導員には、児童指導員任用資格、教員免許、社会福祉士、精神保健福祉士など、対象となる資格や要件があります。一方で、資格や経験があっても、障害福祉の現場が初めてであれば不安を感じるのは自然なことです。
子どもへの声のかけ方、活動の組み立て方、記録の書き方など、現場で学ぶことは多くあります。未経験やブランクがある場合は、自分だけで判断しようとせず、分からないことを確認しながら子どもとの関わりを積み重ねていくことが大切です。
保育や教育、学生支援などで人と関わってきた経験も、子どもを理解し、安心できる環境をつくるうえで活かせる可能性があります。これまでの経験をどのように支援に活かせるかは、見学や相談の場で確認してみるとよいでしょう。
えんとかくで、希望ある社会につながる仕事を
えんとかくは、「障がいがあっても無くても老若男女に関係なく誰もが活躍できる希望ある社会の実現」を理念に掲げています。児童指導員の仕事は、子どもたちがそれぞれの力を発揮できるように支えること。その積み重ねは、子どもを一人の存在として尊重し、地域でともに暮らす社会を考えることにもつながります。
豊明市で児童発達支援や放課後等デイサービスの仕事を探している方、子どもの成長を長く見守る仕事に関心がある方は、まず仕事内容や職場の雰囲気を知るところから始めてみませんか。
児童指導員の募集条件や応募資格などの最新情報は、えんとかくの採用ページをご確認ください。まずは見学・相談だけでも大丈夫です。仕事内容について聞いてみたい方も、気軽にお問い合わせください。
