目次は、内容の一覧であると同時に、読者をどの順番で案内するかという設計図です。書きたい項目が増えたら、まず読者の疑問に言い換えてみましょう。本文を大量に書く前に、一冊の流れを確認できます。
項目を疑問文にする
例えば「道具」「準備」「練習」という項目を、「最初に何をそろえる?」「どこで取り組む?」「一人で続けるには?」に置き換えます。疑問文にすると、その章が答える範囲が見えます。同じ問いに何章も答えているなら、重複をまとめる候補です。
入口、具体例、持ち帰ることを並べる
初めての読者なら、背景や用語を知った後に具体例があると理解しやすい場合があります。各章に「読む前の状態」と「読んだ後にわかること」を一行ずつ書いてみます。前の章を知らないと読めない箇所があれば、順序か説明を見直します。
一章を細かくしすぎない
見出しが多いと、それだけで整理できたように感じることがあります。しかし、同じ内容を細分化しただけでは、読み進める理由が弱くなります。一つの章で伝える中心を決め、補足は囲み記事や付録に回せないかを考えます。
試し書きで設計を確かめる
目次を決めたら、一章だけ書いてみましょう。足りない説明、必要な事例、想定より長くなる部分が見えてきます。目次は固定して守るためだけのものではありません。試し書きで得た気づきを戻し、一冊の役割に沿って更新します。
目次に、立ち止まれる場所をつくる
一気に最後まで読める人ばかりではありません。章の終わりに問いを一つ置いたり、途中の章から読める案内を添えたりしてみます。読者が自分のペースで関われる構成は、書き手が伝えたいことを整理する助けにもなります。
今日、ここから始めてみる
- 読者の疑問を8個書き出す
- 各章が答える問いを一つ決める
- 一章だけ試し書きする