書籍紹介文には、本の内容を説明するだけでなく、読者が自分との関係を見つけられる役割があります。大げさな形容詞を増やすより、誰に向けて、何が書かれ、どう読めるかを整理してみましょう。
一段落目は読者との接点から
「この本は素晴らしい本です」ではなく、読者が出会う場面や問いから書き始めます。例えば「活動の記録は残しているけれど、仲間に伝わる形にまとめられない」といった具体的な接点です。本が扱っていない悩みまで広げないようにします。
二段落目で中身を見せる
どんな章や場面を扱うか、具体的な要素を2〜3点挙げます。「役立つ情報が満載」より、「目次の組み方、事例の整理、原稿確認の手順を扱う」の方が、内容を判断しやすくなります。例として挙げたことが実際に収録されているか、本文と照合します。
三段落目は読み方を案内する
最初から読む本か、気になる章から使える本か。家族と読むのか、一人で振り返るのか。読者が手にした後の場面を案内します。仕様やページ数などの情報は、紹介文とは別の欄に整理すると見つけやすくなります。
使う場所に合わせて長さを変える
商品ページ用の説明をそのままSNSに貼ると長すぎることがあります。詳しい紹介文、短い紹介文、一文の紹介を作り、内容が食い違わないか確認します。読者の感想を載せる場合は、実際に得た感想と掲載許可のある範囲に限ります。
買うかどうかを選べる紹介にする
紹介文は、強く勧めるだけの場所ではありません。誰に向けた本か、何を扱い、どこまでは扱わないかを伝えると、読者が自分に必要な一冊か考えられます。読者の選択を尊重する説明を、出版後の発信でも続けたいと考えています。
今日、ここから始めてみる
- 読者との接点を一文にする
- 収録内容を具体的に3つ挙げる
- 長・中・短の紹介文をそろえる