見積もりを比べるとき、最初に目に入るのは金額です。しかし、同じ「編集」「出版支援」という言葉でも、含まれる作業は同じとは限りません。自分が頼みたい工程をそろえてから確認すると、後の行き違いを減らせます。
1・2:原稿制作と確認作業の範囲
原稿を一からつくるのか、完成稿を整えるのか、ブログを並べ替えるのかを分けます。聞き取りが必要なら回数と原稿化の範囲も確認します。さらに、誤字の確認、表記統一、内容の事実確認など、何を誰が確認するかを具体的にしておきます。
3・4:デザインと修正の範囲
表紙の提案数、本文レイアウト、図版制作、写真の調整が含まれるかを確認します。修正回数だけでなく、原稿確定後に大幅な追加や章の組み替えをした場合の扱いも大切です。「何回まで」と「どの規模まで」を合わせて見ると理解しやすくなります。
5・6:実費と出版手続きの担当
印刷、有料素材、見本の配送、外部への依頼などが別途かを確認します。また、登録名義や販売口座の管理、入稿データのアップロード、商品紹介文の入力について、著者と支援側の担当を分けます。アカウントを作る作業と、継続して売上を管理する作業は別の役割です。
7:納品と出版後の条件
完成PDFだけか、編集可能なデータも含むかを確認します。出版後の誤字修正、改訂、紹介ページの更新、契約を終了する場合のデータの扱いも整理します。納品物と担当が明確なら、次の版をつくるときにも判断しやすくなります。
見積もり前に渡すとよい情報
原稿の一部、概算の文字数、写真の点数、希望する形式、完成希望時期をそろえましょう。未定の項目は未定と書いて構いません。えんとかくBOOKSでは必要な工程を整理し、個別に費用をご案内します。
費用の前に、手放したくない希望を一つ
カラー写真を残したい、家族が読みやすい文字にしたい、まず少部数で届けたい。優先したい希望を一つ決めると、見積もりを比べる軸になります。自費出版のコーディネートでは、予算に合わせて何を選べるかを整理することが大切です。金額だけで急いで決めず、納得できる範囲を探しましょう。
今日、ここから始めてみる
- 作業範囲を同じ条件にそろえる
- 別途費用と追加作業の条件を確認する
- 納品物と出版後の担当を確認する