きぼう記録えんとかくの支援ツール

場面から探せる・6つの記入例

放課後等デイサービスの
観察記録・支援記録の例文

自由遊びから切り替えまで。子どもの姿と、職員の関わりをどう残すか、具体例で確かめましょう。

制作:特定非営利活動法人えんとかく | 公開:2026年9月15日

すべて架空の記入例です。実際の記録にそのまま転用せず、観察した事実に合わせて書き直してください。強みや支援案は、一場面から考える仮説です。
例 1 ・ 自由遊び

崩れても、もう一度試す姿

観察記録の記入例

ブロックが崩れたあと、もう一度組み立て始めた。完成すると隣の子に「見て」と声をかけた。完成まで待ち、本人が声をかけてから応じた。作品を指さしながら、作ったものについて話した。
記録のポイント
本人の行動、実際に行った支援、その後の反応を順番に残します。この例では「作品を指さしながら、作ったものについて話した。」という反応が、振り返りの手がかりです。
今回見られた強み
繰り返し取り組む姿、自分から伝える姿。
次回の支援のヒント(提案)
作品を紹介する時間を設け、本人が話したいタイミングを待ってみる。
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例 2 ・ 学習・課題

助けを求めながら取り組む姿

観察記録の記入例

計算問題の途中で鉛筆を置き、「ここが分からない」と職員に伝えた。問題文のどこまで分かったかを一緒に確認した。途中の式を指さし、続きの計算を書いた。
記録のポイント
本人の行動、実際に行った支援、その後の反応を順番に残します。この例では「途中の式を指さし、続きの計算を書いた。」という反応が、振り返りの手がかりです。
今回見られた強み
分からない箇所を伝え、必要な助けを求める姿。
次回の支援のヒント(提案)
本人が使いやすい「手伝って」の伝え方を確認し、取り組みの途中でも選べるようにする。
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例 3 ・ 運動・外遊び

自分で選んで挑戦する姿

観察記録の記入例

ボール投げで、近い位置の的を選び、3回投げた。的までの距離を2種類用意し、本人に選んでもらった。1回的に当たったあと、「もう一回」と話した。
記録のポイント
本人の行動、実際に行った支援、その後の反応を順番に残します。この例では「1回的に当たったあと、「もう一回」と話した。」という反応が、振り返りの手がかりです。
今回見られた強み
自分に合う取り組み方を選び、続けようとする姿。
次回の支援のヒント(提案)
距離や道具を選べる形を続け、本人が試したい条件を確かめる。
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例 4 ・ 生活・身支度

手がかりを使って進める姿

観察記録の記入例

帰りの準備で、荷物をかばんに入れる前に手が止まった。持ち物の写真を並べ、本人が確認できる位置に置いた。写真と持ち物を交互に見ながら、水筒をかばんに入れた。
記録のポイント
本人の行動、実際に行った支援、その後の反応を順番に残します。この例では「写真と持ち物を交互に見ながら、水筒をかばんに入れた。」という反応が、振り返りの手がかりです。
今回見られた強み
目で見える手がかりを利用して進める姿。
次回の支援のヒント(提案)
写真の数や置き場所を本人と確かめ、見やすい形を探る。
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例 5 ・ 集団活動

思いを言葉で伝える姿

観察記録の記入例

友だちが使っている道具に手を伸ばした。職員がそばで「使いたいときはどう伝えようか」と尋ねた。友だちに「次に貸して」と伝え、道具が渡されるまでその場で待った。
記録のポイント
本人の行動、実際に行った支援、その後の反応を順番に残します。この例では「友だちに「次に貸して」と伝え、道具が渡されるまでその場で待った。」という反応が、振り返りの手がかりです。
今回見られた強み
声かけを手がかりに、希望を言葉で伝える姿。
次回の支援のヒント(提案)
同じ場面で自分から伝えられるか、必要な声かけの量を確かめる。
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例 6 ・ 気持ちの切り替え

見通しを手がかりに動く姿

観察記録の記入例

遊びの終了を伝えると、「まだやりたい」と話し、遊びを続けた。次の予定の写真を示し、片付けの前に完成した部分を一緒に確認した。作品を棚に置いたあと、道具を箱に戻した。
記録のポイント
本人の行動、実際に行った支援、その後の反応を順番に残します。この例では「作品を棚に置いたあと、道具を箱に戻した。」という反応が、振り返りの手がかりです。
今回見られた強み
希望を言葉で伝える姿、見通しを得て動く姿。
次回の支援のヒント(提案)
終わりを伝えるタイミングや作品の残し方を本人と相談してみる。
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放課後観察記録の例文を使うときの注意点

同じ活動でも、子どもによって必要な支援や反応は違います。例文の言い回しを参考にしながら、実際にあったことを書きましょう。確認できなかった部分は空欄や未確認とし、うまくまとまるように補わないことが大切です。

「楽しく過ごした」「落ち着いていた」と書きたいときは、その判断につながった表情、言葉、動きを一つ追加すると伝わりやすくなります。ただし、表情から本人の気持ちを断定せず、本人に尋ねられたことは発言として残します。

自分の言葉で、今日の記録を。

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